内容説明
絞殺、毒殺、刺殺、交通事故…人はどのように絶命するのか、そのあと死体はどうなるかを死因別に図解。
目次
第1章 死とは
第2章 窒息死
第3章 溺死
第4章 毒殺
第5章 刺殺・斬殺
第6章 焼死
第7章 感電死
第8章 銃殺・爆殺
第9章 交通事故
第10章 虐待死
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Arowana
6
(メモ1)客観的な事実表現に徹した教本ですので、意図的に恐怖や皮肉、諧謔、カタルシスを感じさせるような要素はなにもありません。真面目な本です。人体へのダメージの与え方は様々で、運動エネルギーの伝わり方、各々の電気化学的反応、生体システムへの影響や死因から死後の人体の変化まで詳細に列挙されています。死因は三臓器(肺、心臓、脳)の決定的な機能停止によるもので、植物人間とは脳幹だけが死滅していない状態であり、脳死とは大、中、小脳、脳幹を含め全ての脳の決定的な機能停止を意味するとのことです。死後経過は体温低下→乾2017/02/20
きら
4
まず「死」の定義から始まって、窒息死、感電死、虐待死など様々な死のパターンを仔細に解説した本。 法医学書を素人向けに噛み砕いて書いた感じ? もっと俗なものを想像していたら意外と真面目な本で、人体のことについて基本的な知識を色々学ぶことが出来た。あらゆる死に方を想像しながら読み進めると息苦しくなってくる。タイトルは「人の殺され方」だが、殺人にはあまり限定されておらず「人の死に方」の方がしっくりくる。写真がわりと豊富に乗ってるけど、白黒だしサイズは小さいしでなにがなんだかわからないものが多いのは惜しい。2013/02/09
城 マリカ
3
創作資料として購入しました。死の定義に始まり死後の経過、窒息死、溺死、毒殺、刺殺、焼死、感電死、銃殺、交通事故、虐待死に至るまで「人の死に方」が網羅されており、「殺され方」のみならず自殺や事故にまで話は及んでいます。各パターンで絶命する場合、人体はどのような状態になるのか? さらには他殺と自殺の見分け方は? そんな法医学的な知識が得られるので、とくにミステリー小説を書きたい創作家さんは必読かもしれません。ただし白黒ではありますがグロい死体写真など多いです。苦手な方はくれぐれも注意してください。2013/05/14
4k1k
2
人体の脆さがわかる本。 人の死は体験しても殺害に関する事は普段知ることができないため大変興味深かった。2012/01/10
あすか
1
終始真面目なトーンで説明されているのに、死体の処理の項目で、いきなり「行動を起す前にどうするかを決めておけ!」「投げ込んだ後の仕事は魚どもにまかせりゃいい」など人が変わったようになり、かなり驚いた。2021/05/09
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