目次
第1章 2重の絶望
第2章 戦う日々
第3章 再起、そして光
第4章 絶頂から奈落へ
第5章 がんと共生
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
105
以前、バラエティ番組でたまにお見かけしていた。頭が大きくギラギラのメガネの派手なおば様というイメージの方だったけど、裏ではこんな闘病生活を送られていたとは。本書では、30歳の時の舌癌と57歳の時の右乳癌の闘病の様子が、ユーモラスに綴られている。「がんに一番悪いのはストレス」「予防医学に頼りすぎず手遅れになる前にすぐに医者に行け」など、30年前に書かれたとは思えない現代でも通じる持論を展開する反面、精神論的な話はいい意味で昭和で面白いなと思った。何としても生きてやるという著者の強い意志がすごく印象に残った。2023/01/30