内容説明
今から二千年以上前、文字は竹や木に書かれました。この『老子』が書かれたのは貴重な絹、書体は美しい隷書です。悠久の時を越え、人々を魅了してやまない『老子』。その文章は、書作品にすることによって、一層身近になり、輝きを増すでしょう。二十世紀の書を変えたのは『木簡』。二十一世紀の書のヒントが、ここにあります。
目次
老子を書く(二字(半紙または半切1/2)
四字(色紙または全紙1/2)
五~六字(半紙または半切1/3)
四字(条幅一行または色紙)
五字(条幅一行または半紙二行) ほか)
帛書老子を学ぶ(線を学ぶ(基本点画)
字形の仕組みを学ぶ(結構法)
作品を書くための小字典(基本字例))
著者等紹介
佐野光一[サノコウイチ]
昭和25年、山梨県身延山に生まる。東京教育大学教育学部修士課程美術学書専攻修了。書学・篆刻を伏見冲敬、書法を今井凌雪の両先生に学ぶ。現在、国学院大学文学部教授
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