内容説明
秘書学は、理論未確立のままで空中分解してしまうのか。それとも新パラダイム時代にふさわしい新理論の確立への展望はあるのか。秘書教育は、これまでのように初歩のビジネス実務知識・技能とマナー・エチケット中心の教育を続けるのか。それとも参謀型専門家を養成するところまで進めるのか。秘書活動では、現在のような雑務処理を将来も続行するのか。それとも無限のニーズが存在する参謀型の秘書に向かうのか。“秘書”の今後の方向を決めるための土台となる秘書理論を構築すべく書かれた本書は、秘書の本質究明を最大の狙いとし、目的論的アプローチを採用して、秘書の未来に向けての活躍の可能性を明示している。
目次
秘書学とは何か
秘書とは何か
秘書の必要性―秘書ニーズ
秘書制度
秘書の存在形態
秘書の歴史
上司―補佐を要する者
秘書機能
秘書業務
秘書の資質〔ほか〕