内容説明
今、住宅政策に求められているのは、国民に対する居住の安定の保障という観点である。そのための課題は何か?その具体的方法として、民間賃貸住宅の公共住宅化政策などの可能性を探る。
目次
序論 土地・住宅問題と住宅政策の転換
第1部 賃貸住宅政策の可能性(土地・住宅問題の実相;新しい公共賃貸住宅政策;木造住宅の建替え事業―二つの実験;第民間賃貸住宅の公共住宅化政策;家賃補助論;自治体住宅政策の展開)
第2部 賃貸住宅政策の国際比較(ドイツの住宅政策―旧西ドイツの社会住宅と家賃制度を中心に;オランダの住宅政策;オーストリアの住宅政策;80年代イギリスにおける住宅政策の展開)