内容説明
授業の目的は、授業の正しい秩序を教えることを含むべきものである。つまり、学生は、学校における授業のありかたを学ぶべきなのである。本書は著者自身がしてきた授業を素材にして、大学の授業の目的・内容・方法を論じたものである。
目次
第1章 「大学生の言語能力」
第2章 「学生は読んでいない」
第3章 定刻と遅刻
第4章 おじぎ・着席・受講票
第5章 講義をやめよう
第6章 「貴族の義務」(noblesse oblige)
第7章 リポートを課す
第8章 リポートの評価と指導
第9章 「課題図書」
第10章 試験
第11章 学生の感想
第12章 “授業”に関わる大学運営