内容説明
近代市民社会へと転化した農村の秘密。東部ドイツ、ブランデンブルク地方の村落社会は中世のドイツ系住民の入植によって成立し、これらの村の多くは21世紀の現在も存続する。
目次
序章
第1部 開発と紛争―レカーン領研究(境界紛争から土地問題へ―低湿地開発と地域社会;農場と土地資源―低湿地開発後の土地利用;転換期の社会紛争―農民とビュドナーの闘い)
第2部 開発と教育―フリーデルスドルフ領研究(低湿地開発―農場領主制の変容と村落の再建;輪栽式農法と「全き営農家」―メディアと農場;近代村落学校の形成―領主・教員・農民にとっての学校教育)
終章
著者等紹介
山崎彰[ヤマザキアキラ]
1957年長野県埴科郡埴生町(現千曲市)に生まれる。現在、山形大学人文社会科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。