内容説明
匈奴、突厥などモンゴル高原から中央ユーラシアにかけて展開した騎馬遊牧民の一部、トルコ系民族が西アジアへと移動。民族性を保持しつつ移住先の文化を取り入れ、また影響も与え、洋の東西に展開した壮大なトルコの歴史。
目次
第1章 草原とオアシスの世界にて(ユーラシア東西の歴史を動かした騎馬遊牧民;ウイグルの西方オアシス世界への移動 ほか)
第2章 西アジアへ(イスラム世界への参入;トルコ族のアナトリア移住とルーム・セルジューク朝 ほか)
第3章 オスマン帝国の成立(オスマン朝の成立と発展;オスマン帝国の成立 ほか)
第4章 イスラム世界の盟主に(バヤズィト二世の時代;セリム一世の時代 ほか)
第5章 「オスマンの平和」のもとで暮らす人びと(「オスマンの平和」を根底で支えた人びと;都市に暮らす人びと ほか)
著者等紹介
永田雄三[ナガタユウゾウ]
1939年東京に生まれる。千葉大学文理学部卒業、慶応義塾大学大学院文学研究科修士課程修了、イスタンブル大学大学院文学研究科博士課程修了(PhD)。トルコ史専攻。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授を経て、明治大学文学部教授。現在、公益財団法人東洋文庫研究員(1970年~)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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