苦難と心性―イタリア・ルネサンス期の黒死病

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苦難と心性―イタリア・ルネサンス期の黒死病

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  • サイズ A5判/ページ数 492p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784887084414
  • NDC分類 237.04
  • Cコード C3022

出版社内容情報



まえがき―研究対象の基本的把握
 第一節 歴史的動因としての苦難/第二節 「苦難」とは「心性」とは
 第三節 心性が及ぼした影響/第四節 「ペスト期」を中心とする三つの時代区分
序 論 トレチェントの苦難
 第一章 トレチェントの時代と危機
 第二章 黒死病とは―その衝撃と原因
 〈付録〉ペスト菌をめぐる近年の細菌学的研究
        ―変質したペスト菌の考え方と別の病気説の対立
第一部 黒死病による苦難を都市・農村のレベルから見る
 第三章 黒死病による苦難の実態に迫る―総論的考察
 第四章 イタリアの都市・農村の大黒死病の死亡率―各論的研究
 第五章 地域研究の総括的展望―ベネディクトヴの見方に対する批判と評価
第二部 黒死病による苦難と心性を個人のレベルから見る
 第六章 人はペストにどのように対応したか―個人の生涯と心性から見る
第三部 中近世の黒死病の形態―概観
 第七章 イタリアの一五世紀の黒死病と中近世の黒死病
第四部 黒死病による心性を都市政府のレベルから見る
 第八章 《峻厳な神》とペスト的心性の支配―総論的考察
 第九章 ペスト的心性の対応をフィレンツェの法令・制度・判決に見る―各論的考察
 第十章 結 語
付録/あとがき/注/参考文献目録


石坂尚武[イシザカナオタケ]
著・文・その他

目次

序論 トレチェントの苦難(トレチェントの時代と危機;黒死病とは―その衝撃と原因)
第1部 黒死病による苦難を都市・農村のレベルから見る(黒死病による苦難の実態に迫る―総論的考察;イタリアの都市・農村の大黒死病の死亡率―各論的研究;地域研究の総括的展望―ベネディクトヴの見方に対する批判と評価)
第2部 ベストによる苦難と心性を個人のレベルから見る(人はベストにどのように対応したか―個人の生涯と心性から見る)
第3部 中近世の黒死病の形態―概観(イタリアの一五世紀の黒死病と中近世の黒死病)
第4部 ベストによる心性を都市政府のレベルから見る―一五世紀フィレンツェの立法・政策・判決に心性を読む(“峻厳な神”とペスト的心性の支配―総論的考察;ペスト的心性の対応をフィレンツェの法令・制度・判決に見る―各論的考察;結語)
付録

著者等紹介

石坂尚武[イシザカナオタケ]
1947年千葉県生まれ。同志社大学大学院文学研究科修士課程修了。同志社大学教授。博士(文化史学、同志社大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。