内容説明
「ドイツ史の語り部」を自任する著者が、半世紀を超える歴史家人生で出会った人、出会った事、出会った本、そしてさまざまな歴史のエピソードなどを、百のエッセイに紡ぎ時代順に語ったユニークなドイツ史。
目次
1 古代ローマ帝国の遺産
2 中世ドイツ世界の形成
3 宗教改革と宗教戦争の時代
4 啓蒙の世紀
5 十九世紀の政治と文化
6 二つの世界大戦とナチズムの時代
7 戦後ドイツと私
著者等紹介
坂井榮八郎[サカイエイハチロウ]
1935年千葉県君津郡周西村(現君津市)に生まれる。周西小学校、君津中学校、私立武蔵高等学校を経て、1954年東京大学文学部西洋史学科卒業。同大学院およびマールブルク大学に学ぶ。ドイツ近代史専攻。東京大学教養学部教授、聖心女子大学文学部教授を経て、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。