出版社内容情報
建築家・魚谷繁礼の建築集。
魚谷氏は京都を中心に国内外の歴史都市において街路街区の構造の変容と現況に関する調査・研究を行い、町家改修や都市の再構築など、過去から未来に続く時間軸で建築に向き合っています。
2023年度日本建築学会賞(作品)を受賞した「郭巨山会所」ほか、数多くの作品を写真・図面・コラム・ダイヤグラムなどで紹介した魚谷建築の真髄が分かる魅力満載の1冊です。(日本語/英語併記)
内容説明
京都を中心に活動する建築家・魚谷繁礼。町家改修や都市の再構築など、過去から未来に続く時間軸で生まれた建築集。「郭巨山会所」日本建築学会賞(作品)ほか、京都中心に国内外の数多くの作品を写真・図面・論考などで紹介。
目次
都市の時間を重ねる
京都
国内
国外
論考01 京都で建築を設計する
論考02 町家と町家改修の可能性
論考03 路地と長屋
論考04 町家改修の社会性と空間性
論考05 伝統技術と建築
論考06 リサーチと建築設計
論考07 文化のミクスチャー
寄稿01 ガムハウス(朽木順綱)
寄稿02 コンテナ町家(青井哲人)
寄稿03 郭巨山会所(塚本由晴)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アメヲトコ
6
2024年5月刊。現在乃木坂のTOTOギャラリーで開催されている展覧会に合わせて編まれた作品集。京都の都市構造を熟知した建築家の、時間軸を織り込んだ提案が光ります。時節柄宿泊施設用途が多いですが、いずれ住宅用途に戻せることも視野に入れて設計しているとのこと。2024/06/21
이오리
1
He has mainly focused on the renovations. Since then, he has been interested in the combination of town and history. The change from storefront businesses to vacant lots were privatized by enclosing them with walls is interesting to me.2025/04/05