出版社内容情報
美術館、住宅のほか、数多くの美術展会場構成を手がけている建築家、西澤徹夫氏の初の作品集。美術館、住宅、会場構成を含む30プロジェクトの、着眼点や思想の類似性をひとつながりに展開した写真群に続き、詳細に描き込まれた図面群を収録。巻末の論考では、会場構成と建築設計との関係性や、共同設計をすることの背景についても触れている。豊富な写真と美しい図面とで、氏の細かな建築的操作や、思想をひも解く一冊。
目次
東京国立近代美術館所属品ギャラリー・エントランスホールリニューアル
京都市京セラ美術館
八戸市美術館
長良の場合
西宮の場合
907号室の場合
角部屋からの眺め
ハウス/ミルグラフ
建築がうまれるとき:ペーター・メルクリと青木淳
ヴィデオを待ちながら:映像、60年代から今日へ
馬場のぼる展“11ぴきのねこ”がやってくる ニャゴ!ニャゴ!ニャゴ!
パウル・クレー―おわらないアトリエ
ぬぐ絵画―日本のヌード 1880‐1945
今和次郎 採集講義展
映画をめぐる美術―マルセル・ブロータースから始める
Re:play 1972/2015―「映像表現’72」展、再演
恩地孝四郎展
endless 山田正亮の絵画
窓学10周年記念「窓学展―窓から見える世界」
シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート〔ほか〕