内容説明
平和な時代の「野武士」と槇文彦氏に評せられた70年代の伊東豊雄から世界のTOYO ITOへ―40数年にわたる軌跡を全2巻で紹介。1巻目は処女作「アルミの家」から「せんだいメディアテーク」まで20作品を豊富な写真・図面・スケッチで紹介。伊東豊雄がその時々に考えていたことも、巻頭の藤森照信氏との対談、現所員との対話で語り下ろす、見どころ・読みどころ満載の異色の作品集。
目次
1 白の時代(アルミの家;中野本町の家 ほか)
2 消費社会の建築(小金井の家;シルバーハット ほか)
3 抽象の美を求める(中目黒Tビル;Japan Festival 1991 Visions of Japan展「シミュレーションの部屋」 ほか)
4 公共建築へ(八代市立博物館・未来の森ミュージアム;下諏訪町立諏訪湖博物館・赤彦記念館 ほか)
5 せんだいメディアテーク(せんだいメディアテーク)
著者等紹介
伊東豊雄[イトウトヨオ]
1941年生まれ。65年東京大学工学部建築学科卒業。65~69年菊竹清訓建築設計事務所勤務。71年アーバンロボット設立。79年伊東豊雄建築設計事務所に改称。日本建築学会賞作品賞、ヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞、王立英国建築家協会(RIBA)ロイヤルゴールドメダル、朝日賞、高松宮殿下記念世界文化賞、プリツカー建築賞など受賞多数。2011年に「伊東建築塾」を設立。建築と社会のつながりを深める活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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