内容説明
第12回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館公式カタログ。
目次
Tokyo in Theory(21世紀初頭、東京の既成市街地のなかに見られる変容について;非寛容のスパイラルから抜け出すために―ヴォイド・メタボリズムにおける第4世代住宅)
Tokyo in Practice:Atelier Bow‐Wow(アトリエ・ワンによる第4世代の住宅;塚本由晴インタヴュー)
Tokyo in Practice:Ryue Nishizawa(森山邸―7つの新建築要素;西沢立衛インタヴュー)
Tokyo in Practice:Koh Kitayama(洗足の連結住棟/祐天寺の連結住棟)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かりん
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5:「家の外の都市の中の家」を見て感動のあまり購入。新しい見方を知るのは楽しい。■住宅寿命26年。アーバンヴィレッジ…皮とアンコ。コマージデンス…キャットストリート。サブディバーバン…奥沢。既存の住宅が粒毎に更新される。幸い資本主義が求める粒子化のテクノロジーは、携帯電話の普及で完成され、もはや住宅が負わなくてもよいのである。意外にサステイナブルでしぶとい構造。やわらかな都市構造のなかにたっぷりうまみがしみ込んだような、ジューシーな都市空間。「中間単位」ならば部分と全体の相互に影響し合う関係も想定できる。2011/07/30
くしろ
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卒業設計に大きく影響するであろう本