内容説明
住宅の平均寿命、日本26年、イギリス75年。伝統と格式のあるイギリス住宅を訪ね歩き、建築家が、見て、聞いて、体験した、毎日の生活を豊かにするエッセンスが満載。
目次
第1章 イギリスへ―出発。そして新しい我が家
第2章 イギリスの住宅事情―比べてみるとこんなに違う!
第3章 6番地住宅―増殖していく小さな労働者住宅
第4章 ムーア・コテージ―イギリス浪漫あふれる上流階級のお屋敷
第5章 ピーターの家、キャシーおばさんの家―イギリス中を埋め尽くすテラスハウス
第6章 積算士フィリップの家、トニーの家―郊外を鮮やかに飾るセミ・デタッチド・ハウス
第7章 マンチェスターの我が家―インド人大家の隣に暮らした1年3ヵ月
第8章 帰国へ。そして日本の我が家―お土産と新たなる夢をたずさえて
著者等紹介
川井俊弘[カワイトシヒロ]
一級建築士、インテリア・プランナー。1961年長野県生まれ。1985年名古屋大学工学部建築学科卒業、旭化成工業株式会社住宅事業部(現旭化成ホームズ株式会社)入社。1997‐98年イギリス・マンチェスター大学建築学科に留学。現在同社にて、東京地区を中心に、主に戸建て住宅の設計者として活動
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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もくたつ(目標達成)
4
リビングが生活のための部屋であるということ、イギリス人は庭を大切にするということが分かった。2019/06/13
ジュリ
0
イギリス人は食器をすすがない、お風呂ですすぎをしない、フロント&バックの考え方など、住宅のことだけでなくイギリスの文化や考え方もわかる本。バックガーデンのステキな写真もあります。2014/07/31
イッケ
0
イギリスでは間取り・方位を問題にせず、部屋数があればいいという。 間取りよりも街並みを考えてしまう。新しい街をつくる。開発も道路を短くするため、敷地が道路に対しての間口が狭くなる。自分好みに増改築する場合、境界線まで建物を建てる場合もある。 フロンガーデンとバックガーデンとあり、フロントはあまり広くなく通りに面しているので楽しませる高木が使われる。バックは屋外ダイニングスペースとして、オーニングなどで覆われたり、芝生スペースで遊べるようにする。 レイク・ディストリクト(湖水地方)自然が最も美しい。ピー2011/01/16
nisi
0
イギリスの建築に対する話だけでなく、そこに住まう人の様子、歴史なども書かれていて一つの読み物として楽しく読むことが出来た。2011/12/08
shuco
0
これは読んでて楽しい! 本を買いたくなった。2023/07/09