藤森照信の原・現代住宅再見〈2〉

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  • サイズ A5判/ページ数 231p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784887062221
  • NDC分類 527
  • Cコード C3052

内容説明

現代住宅に秘められた設計の真実。

目次

建築透明化へのアンチテーゼ―白井晟一の「虚白庵」
小宇宙の中心―宮脇檀の「かんのぼっくす」
時間のなかに固まったメタボリズム―黒川紀章の「中銀カプセルタワービル」
ポスト・モダンのとば口―毛綱毅曠の「反住器」
立面を押し倒す―磯崎新の「Y邸」
白に侵入する“都市の表徴”―伊東豊雄の「黒の回帰」
た・た・ず・ま・い―渡辺洋治の「斜めの家」
ピラミッドへの芽―渡辺豊和の「伊東邸」
丸見えと洞窟―林雅子の「ギャラリーのある家」
数寄屋とバラックの衝突―隈研吾の「伊豆の風呂小屋」
自主制作的住居―上原一の「夏水の家」
数奇屋モダニズム―村上徹の「岡山福富の家」
筒状空間、名づけて“動線体”―青木淳の「S」
大地と建築の接点―石山修武の「世田谷村」

著者等紹介

藤森照信[フジモリテルノブ]
建築家。建築史家。東京大学生産技術研究所教授。1946年長野県生まれ。1971年東北大学工学部建築学科卒業。1978年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了。1980年工学博士(東京大学)。専攻は建築史・生産技術史。『明治の東京計画』(岩波書店)で毎日出版文化賞、『建築探偵の冒険東京篇』(筑摩書房)で日本デザイン文化賞、サントリー学芸賞、「赤瀬川原平邸(ニラ・ハウス)」(1997)で日本芸術大賞、「熊本県立農業大学校学生寮」(2000)で日本建築学会作品賞、一連の論文により日本建築学会賞(論文)受賞

下村純一[シモムラジュンイチ]
建築写真家。日本写真家協会会員。1952年東京都生まれ。早稲田大学理工学部、同大学第一文学部卒業。早稲田大学、武蔵野美術大学で近代建築デザインおよび写真実習の講師を務める
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitsuu2005

0
変わった住宅が多い印象。有名な住宅と無名な住宅を両方取り上げている。どれも観ていて楽しい。2010/12/08

KakeruA

0
野武士世代前後の住宅は押し付けがましく感じるが、パワフルさに圧倒される。良くも悪くも、建築に建築家としての夢を感じる。2009/10/05

ごん

0
毛綱毅曠の反住器、黒川紀章の中銀カプセルタワービルなど収録。大きな箱物とは違って主題が「住宅」なのでスケールも捉え易い。夏水の家が面白い。2009/02/16

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