テクトニック・カルチャー - 19-20世紀建築の構法の詩学

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  • サイズ A5判/ページ数 638p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784887062078
  • NDC分類 523.06
  • Cコード C3052

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ishiwatari_t

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19‐20世紀の有名建築家の作品を「結構性」という観点から分析する。結構とは建築の部材と部材の結合部における関係性について、そのあり方や意味を捉え、美的な価値観まで昇華させたもの。ゼンパーの建築の4要素の理論を用いることで、ライト建築の装飾的なタイルがもつ、民族文化的な意味合いや、シドニー・オペラハウスにおける、都市の象徴性までもが結構の概念に統合される。空間という言葉を使わずに建築を説明している点やコルビジュエについて言及がないことも近代建築を解説する書籍として興味深い。2021/06/05

YuYu

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建築を意図と現実の剥離を防ぐには構法的な面が大きく関わってくる。有名近代建築家らと共に19−20世紀を振り返り、それをゴットフリート・ゼンパーが分類した建築の四要素という分類を通すことで解りやすく論を述べている。2013/07/06

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