目次
第1章 世界のコンフォートステーション
第2章 日本のコンフォートステーション
第3章 使い勝手からみるコンフォートステーション
第4章 「健識」あるコンフォートステーション
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アンゴ
1
日本トイレ協会幹事、コンフォートスタイリストの著者が世界1200件に及ぶ模範トイレ事例をカラー含む写真入りで紹介。 大規模災害時の排泄にまつわる問題点の具体的示唆が得られたのは良かった。コストやエネルギーをかけずに快適性を追求する視点に欠けたのは残念。2014/04/21
Humbaba
0
トイレは人がいる場所では絶対に欠かすことのできない施設である。そこで行うことはどのような文化であっても同一だが、そのための施設には文化によって差異が生じている。その差異を楽しむのも旅情と言えるが、できれば快適なものであって欲しい。その思いは誰もが持っているため、年々設備は良化している。2015/06/10
ヒコ。
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先進国の綺麗な便所の写真とエッセイ。「世界の」と銘打つからには、人糞の肥料利用や豚便所、尻を拭く(紙・縄・葉・砂…)のか洗うのかといった文化面まで踏み込んで欲しい。 あと、縦書きに引きずられてなんだろうけど、写真のレイアウトが右から左。そりゃないだろう >編集の人2012/02/01
ラー
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素敵な建物に入ったときはいつもトイレまでチェックする。そこでトイレが何の工夫もなくフツーのトイレだと落胆する。が、トイレまで凝っている建物も中にはある。デザインも機能性も良く、メンテナンスも行き届いているトイレは、完璧!それこそ本当に素敵な建物と言えると思う。トイレがただ排泄するためだけの場所という考え方は古い。トイレでその建物の質が決まると言ってもいいのではないだろうか。 1995年発行の本だからこれでも古い、2011年の今、トイレはさらに変化しているか?調べてみたい。2011/11/27
ジュースの素
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30年前の本だった。 あのTOTOから出ている。 当時はまだ日本のトイレも改革しなきゃの道半ば。 以来30年、日本はトイレの世界先進国となってしまった。日本のトイレを買って行く観光客までいる。 カラフルとか、豪華の時代は終わり、今はクリーン、システマティックの時代だ。まだまだ途上国のトイレ事情は悪い。そちらを何とかしたい。2024/06/07