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内容説明
排泄し、洗浄し、身を整える。これは古来、変わらぬ人間生活の基本的な営みである。しかし、そうした営みにも歴史があり、文化がある。ヨーロッパの歴史と文化に造詣の深い著者が、トイレ、風呂、化粧、ファッションなどにまつわる人間味あふれたさまざまなエピソードを、数多くの資料をもとに楽しく綴った“泰西・身の下事情”。
目次
1 華麗なる方々のトイレ事情
2 国王もウサをはらした浮世風呂
3 歴史は夜つくられる
4 下着に隠された世界史
5 あくことなき美の探究
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デジ姫
6
10数年ぶりに再読。1992年出版当時江戸時代の1文が6円だそうで、手元にある2012年出版の新江戸切絵図では1文25円と表記されている。日本の経済の推移に興味沸く。1930年半ばの頃までは当時50代の祖母たちも立ちションをしていた記憶がある。でも江戸の町では女性が立ちションをしていなかったことになぜ?の疑問が残る。17世紀のルイ14世が当時住んでいたパリのルーブル宮殿からベルサイユ宮殿に引っ越した理由には笑える。ルーブル宮殿が汚物まみれになってとても住んでいられなくなったためとはね~2016/05/31
アルクシ・ガイ
2
「トイレ」以外にも色々と。2019/08/04
ブルー
2
江戸時代のかと思いきや、ほとんど海外のローマ時代やフランス、イタリアなどのおしゃれ、トイレ、ドレスなどのお話だった。桐生さんの今までの本を見てれば分かるけど、あんな感じの内容でした。初めて桐生さんの本を手に入れたというのであれば、新鮮に読める本かもしれません(*'ω'*)2015/07/11
アンゴ
2
トイレから始まって風呂、セックス、下着、ファッション、おしゃれと、中世欧州を中心に古代ローマや江戸日本と時代も処も構わず脈絡なしに飛んでいき、とりとめもなく食い散らかして玩具箱に放り込んだトリビアリズム的雑学新書。面白ければ孫引き、誤用、欺瞞と何でもありな女性週刊誌の無責任記事の乗り。文化と文明を混同した先進国が後進国を見下す視線と同じで生真面目に読んだら腹立たしいふざけ方だが、落語のマクラと思えば何とか許せるか。2012/10/06
珊瑚
2
いつの時代もお洒落って大変なんですねf(^_^;そして、メインのトイレ事情は今の常識から言ったら有り得ないくらいキチャナくて、中世の風俗にいたってはなんておおらか(言い様って大事w)なんだと苦笑混じり(((^^;)タイトルのやんごとない姫様達って…現代人から見たらスゴかった(* ̄m ̄)2012/08/15
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