内容説明
タイルの誕生からガウディの建築まで、華麗な展開を示したヨーロッパのタイルの精髄を紹介。中世のレリーフ・タイル、オランダの戦う兵士や鳥獣を描いた多彩色のタイル、ブルー一色で小さく子供の遊びを描いた1枚のタイル、10数枚のタイルを合わせて港湾風景を描いたタイル絵など、魅力あるタイルを多数掲載。
目次
タイル有情
タイルの出現―エジプト・メソポタミア
大理石からタイル―古代ギリシア・ローマ・ビザンチン
もう一つのタイルの芸術―ストーブ・タイル
イスパノ・モレスク―近世タイルの誕生
アルハンブラ夢幻―イスラムの栄華
色彩の交響詩―マジョリカ・タイル
フランスのファイアンス―ルーアンとアヴィニョン
マジョリカ・タイルのかけ橋―アントワープ
花と鳥と子供たち―オランダのタイル
産業革命とタイル生産の近代化―イギリスのタイル
ポルトガルのタイル絵―オランダ・タイルの影響
トルコ王朝の華―イズニク・タイル
ガウディ芸術の光―バルセローナ