内容説明
さるこはジャングルの案内人。でもまだ誰もみちを聞いてくれません。とうとうある日、さるこはトイレをたすけたのです。さてさて、トイレってなんなのでしょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
annzuhime
26
サイン本。たまたま通った駅に出ていた古本屋。そこで見つけたこちらは糸井重里さんのサイン入りでした。せっかくなので購入。ジャングルを案内したいさるこ。人間から初めて頼まれたのはトイレの場所。トイレって誰?人間が捕まえて食べるの?ならトイレを助けてあげよう。トイレを見かけたら逃げろって言わなくちゃ。3歳児の次女は理解不能な内容。5歳の長女にも噛み砕いて説明したけどなかなか難しいみたいでした。読んだ後に出版がTOTOだと知って、母は一人で笑ったよ。2019/11/23
遠い日
11
高畠純さんの絵を求めて。TOTO出版の「トイレ」をキーワードにしたこのシリーズ、なかなかいい。トイレというものを知らないさるこ。さるこは誰かを案内したりして、人の助けになりたいゴリラだ。そんなさるこが、てっきりトイレというものは、動物の仲間かなんかだと勘違いして、話がなんともややこしいことに。ジャングルでトイレを探す人間もなんだか可笑しいし、トイレを生き物だと思う動物たちも可笑しい。双方のおかど違いが、笑いを生む。糸井重里さんのクールな文体がまた、それに加担する。2018/01/05
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
ジャングルの案内人(自称だけど)さるこは、まだ誰にも案内を頼まれたことがない。そこへゾウから人間が「トイレ」というものをさがしていることを聞き、ジャングルの仲間たちとトイレとはなんなのかを話し合う。そして守るべき存在となった(笑) 【SDGs6 安全な水とトイレを世界中に】2024/04/05