バルカン峡谷にて

バルカン峡谷にて

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  • サイズ B6判/ページ数 339p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784886952684
  • NDC分類 943
  • Cコード C0097

内容説明

ドイツ人の主人公カラ・ベン・ネムジと3人の仲間達は広域盗賊団の一味を追跡する。バルカン半島最南部の山岳地域の麓に沿って途中一行は第一巻で知り合ったオーストリア出身の歌手アルバーニと再会、懐かしい思いにふける。そして広域盗賊団との出会い機転の効いた思いつきで、広域盗賊団と対決する。

著者等紹介

戸叶勝也[トカノカツヤ]
1938年東京に生まれる。1961年東京大学文学部西洋史学科卒業。NHK教育局、国際局(この間ドイツ海外放送勤務)、日本大学経済学部教授を経て、同大学元教授。専攻:ドイツ近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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秋良

16
盗賊団の後を追って現在のブルガリア〜マケドニアの辺りまで来た一行。この頃はまだオスマン帝国領で、エジプトやアラブと少し違う腐敗といい加減ぶりが見られる。ヨーロッパに近づいてから作者の筆がのってきて会話劇やコメディとアクションのテンポが良くなってきた。偵察中にくしゃみをするのはお約束(笑)単純な悪者だけでなく、盗賊の中に民族主義、独立主義的な人間もいたり、バルカンの不穏さも透けて見える。2022/11/24

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