内容説明
「沈黙」に続き、遠藤周作一生の集大成作品といわれる「深い河」を丹念に読み解き、マザー・テレサ、宮沢賢治と響きあう遠藤作品の世界を描きあげた力作。
目次
第１部 『深い河』を読む（夕焼け・深い河・永遠の生命；磯辺の場合；大津の場合；美津子の場合；沼田の場合；木口の場合；母なる「深い河」）
第２部 『深い河』の宗教性をめぐって（マザー・テレサと響きあう世界；宮沢賢治『銀河鉄道の夜』と響きあう世界）
資料編
著者等紹介
山根道公［ヤマネミチヒロ］
１９６０年岡山県倉敷市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。立教大学大学院修了。博士（文学）。１９８６年より井上洋治神父主宰「風の家」機関誌『風』編集。１９９８年ノートルダム清心女子大学キリスト教文化研究所に勤務。現在、同准教授。日本キリスト教文学会会員、遠藤周作学会会員、三田文学会員、日本ペンクラブ会員。著書に『遠藤周作 その人生と『沈黙』の真実』（朝文社、日本キリスト教文学会奨励賞受賞）など（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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mippicherub
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創作の様子がわかる2016/04/27
