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内容説明
古代ギリシア・ローマ時代の書物は、いったいどのような形態をとっていたのか、書物はどのようにして作られ、普及していたのか、また書物はいつ、いかにして収集され、その保管のために図書館が設立されたのか、そしてまた誰がいったい読んだり、書いたりすることができたのか。本書は、古代ギリシア・ローマ時代の書物と図書館をテーマにした、ドイツ語で書かれた最初の研究書である。
目次
第1章 ギリシアおよびラテンの表音文字
第2章 書くことと読むことの知識
第3章 古代における書写材料
第4章 人々は、いかに書き、いかに読んでいたか
第5章 古代の書物の主な形:巻子と冊子
第6章 イラスト入りの書物
第7章 書物の普及と書籍取引
第8章 図書館
第9章 図書館の建築様式と内部設備
第10章 図書館の運営管理
著者等紹介
戸叶勝也[トカノカツヤ]
1938年東京に生まれる。1961年東京大学文学部西洋史学科卒業。NHK教育局、国際局(この間ドイツ海外放送勤務)を経て、日本大学経済学部教授。専攻はドイツ近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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