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内容説明
「米つぶ3粒包むにいい(包むことができる)布きれは捨てるものではない」昔の女たちはそう教えられた…。女たちはなぜ、「ボロきれ」とまで呼ばれた布を残そうとしてきたのか。東北、農の暮らしを探った一冊。
目次
東北の布の民俗(「かたち」と「ことば」)―覚え書きとして
女わざ―冊子にみる布の記録から
岩泉地方に残る紫根染のわざ
アサと絹の歴史に見る東北農民の暮らし
女わざの会に学ぶ
博物館実習でふれた東北の布
ワークショップ『バイアスの不思議』
対談「受け継がれるわざ、受け継ぐこころ」
柴川康子による語り
著者等紹介
森田珪子[モリタケイコ]
1933年千葉県生まれ。お茶の水女子大学家政学部被服学科卒。洗足学園中学高等学校教諭。この間、東京都内で舞台衣装デザインを手がけた後、岩手に移り住む。修紅短期大学家政学部勤務。東北女子短期大学、聖和学園短期大学の非常勤講師を経て、修紅短期大学名誉教授。女わざの会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。