内容説明
著者は、日本経済は復興すると考えている。日本には経済成長に必要な基本的要因がすべてそろっている。さらに、バブル経済崩壊によって、銀行や企業家、そしてある程度官僚までが経営や政策の失敗を曝け出したことは、今後有利に働くはずである。過ちが明らかになった今、次に必要なステップは、それを是正することである。それが進んで、弱体化した銀行や経営体質の悪い企業、そして無能な官僚が排除された暁には、日本は自信を回復し、現在のスランプから抜け出すことになるだろう。
目次
第1章 日本の将来(高齢化は日本にとって脅威とはならない;人生を満喫するための教育 ほか)
第2章 新千年紀における「生」と「死」(政治とスキャンダル―能力のある人は政治家になりたがるか;民主主義―西欧型自由民主主義は全世界に通用するか ほか)
第3章 経済学の復興(経済学の分野;世界の工業社会における経済生活 ほか)
第4章 モラル、価値観そして伝統の役割(政治家はどう行動すべきか;モラルの羅針盤としての伝統 ほか)
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