出版社内容情報
ユビキタスコンピューティングの基礎から応用までを事例をもとに集大成。
内容説明
本書は最新の情報処理技術である「ユビキタスコンピューティング」の歴史、未来、そして夢を背景に現在の基本技術と応用事例を体系的にまとめたものである。基本技術については、RFIDタグ、アドホックネットワーク、省電力無線端末Mote、電子ブックなどの装置や技術を網羅しており、応用事例では、生産流通の過程におけるトレーサビリティ、屋外の環境情報を計測するフィールドサーバネットワーク、観測網を構築するセンサネットワーク、地図情報GISの活用、新しい記録方式や作業マニュアル自動生成、ユビキタス地震計などを幅広く取り上げている。
目次
第1章 ユビキタスの歴史と未来(マーク・ワイザーの夢;ユビキタスコンピュータによる応用・サービス ほか)
第2章 ユビキタス社会を支える技術(RFID ICタグとその応用―応用広がるICタグ認証;アドホックネットワーク―どこでもつながるネットワーク ほか)
第3章 広がるユビキタス技術の産業応用(トレーサビリティ―生産流通の過程がわかる;フィールドサーバネットワーク―屋外におけるセンサネットワークとユビキタス環境の構築 ほか)
第4章 ユビキタスの夢(環境内蔵型知能と連携した高度サービス;あらゆる物がユビキタスデバイス化;付録 Moteサンプルプログラム)
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