出版社内容情報
仏教は「あの世」での救いや、「心の癒やし」を求めるものではない。
いま、ここにある戦争や差別など、既成事実化されたさまざまな理不尽に抗うために、
親鸞の教えを解き放つ。
【目次】
序 章 本書をつらぬく思想水脈
第一章 仏教・人間・社会
第二章 「円満」する「智慧と知恵」・「自利と利他」
第三章 「させていただく」考――「一元論」の信心と「二元論」の信心
第四章 「聴く」と「聞く」――人間は頭の理屈だけで考えない
第五章 二項対立と二者択一の論理を融解させる――社会問題にアクセスする仏教
内容説明
仏教は「あの世」での救いや、「心の癒やし」を求めるものではない。いま、ここにある戦争や差別など、既成事実化されたさまざまな理不尽に抗うために、親鸞の教えを解き放つ。
目次
序章 本書をつらぬく思想水脈
第一章 仏教・人間・社会
第二章 「円満」する「智慧と知恵」・「自利と他利」
第三章 「させていただく」考―「一元論」の信心と「二元論」の信心
第四章 「聴く」と「聞く」―人間は頭の理屈だけで考えない
第五章 二項対立と二者択一の論理を融解させる―社会問題にアクセスする仏教
著者等紹介
服部進治[ハットリシンジ]
1947年生まれ。東京教育大学文学部哲学科哲学専攻卒業。都立高校の公民科教員(「倫理」「政治・経済」担当)を経て、大学(教職課程)在職中に、浄土真宗本願寺派で得度をする。現在同派僧侶(法名 釈 進楽)。宗教者の立場から、非戦平和の運動や傾聴活動に関わっている。全国民主主義教育研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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