メディアは「貧困」をどう伝えたか―現場からの証言:年越し派遣村からコロナショックまで

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メディアは「貧困」をどう伝えたか―現場からの証言:年越し派遣村からコロナショックまで

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784886839381
  • NDC分類 368.2
  • Cコード C0036

出版社内容情報

テレビ報道からSNSまで――「貧困」の実相は伝わっているのか?

「ネットカフェ難民」「派遣村」「コロナ貧困」などの現場を取材してきた著者が、「貧困報道」の変遷を詳細に分析し、問う。そして、支援活動の当事者やその活動を伝えるジャーナリストらの証言を通して、高度成長期以降の日本社会に巣くう病理に迫る!

内容説明

テレビ報道からSNSまで―。「貧困」の実相は伝わっているのか?「ネットカフェ難民」「派遣村」「コロナ貧困」などの現場を取材してきた著者が、「貧困報道」の変遷を詳細に分析し、問う。そして、支援活動の当事者やその活動を伝えるジャーナリストらの証言を通して、高度成長期以降の日本社会に巣くう病理に迫る!

目次

第1部 貧困問題をメディアはどう伝えたのか?(ワーキングプアとネットカフェ難民;日本の貧困を可視化させた「派遣村」;集中豪雨のような「生活保護バッシング」報道;コロナショックで再び貧困が問題化;SNS時代の「貧困」の伝え方 ほか)
第2部 証言:2つの「貧困」の時代をどう見るのか(湯浅誠 「派遣村村長」「反貧困の男」のイメージを背負って;東海林智 活動する側にも参加する異色の“貧困ジャーナリスト”;清野賢司 “東京・豊島区ローカル”で困窮者支援を続ける;藤田孝典 「下流老人」はあなたの問題だと訴えたい;奥田雅治 「労働問題で企業名を出すのは当たり前」 ほか)

著者等紹介

水島宏明[ミズシマヒロアキ]
1957年、北海道生まれ。東京大学法学部卒業。札幌テレビでニュース取材やドキュメンタリー番組の制作に携わる。日本テレビ系列(NNN)のロンドン特派員、ベルリン支局長を経て、2003年、日本テレビに転籍。「NNNドキュメント」ディレクター兼「ズームイン!SUPER」解説キャスターを兼務し、「ネットカフェ難民」の名付け親として貧困問題などの報道に従事する。2007年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2012年から法政大学社会学部メディア社会学科教授。2016年から上智大学文学部新聞学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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お抹茶

1
著者は日本テレビで貧困問題を報道する。活動家のインタビューも豊富。ドキュメンタリーでは感動や美談が求められるが,貧困の真の問題は頑張れない人で,その実相を放映しても,貧困問題の玄人は理解できても,一般人はバッシングする。報道側が勉強して取材しても,貧困のイメージや美談と合致しないと,意図しないバッシングが出てくるもどかしさを理解した。インタビューからは,炊き出しなど絵になりやすい行動の後をいかにサポートするかという工夫と苦労が伝わる。問題を矮小化しないようにこども食堂や生理の貧困を報道する難しさもある。2023/09/26

ひだり

1
貧困が社会問題になったのはメディアの力が大きいのは間違いない。そのメディア側の人が貧困をどう伝えるか、苦悩してきたのがよくわかる。2023/05/27

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