内容説明
「ホームレスの命はどうでもいい」この人気ユーチューバーの差別発言に、いち早く反応した、政治家・渡辺てる子。ホームレスを5年経験、その後シングルマザーとなり、アルバイト、派遣労働など、職を点々としながら生き抜いた自身の経験から、この発言の問題点を衝く!いまこの場所から、貧困・差別で苦しむ当事者が、現実追認を排して行動するときがきた!渡辺てる子の魂の叫びを追う!
目次
はじめに―魂の叫び
第1章 ホームレス放浪記
第2章 シングルマザーの放浪
第3章 社会の現実 DaiGo差別発言を考える
第4章 現実を直視した後に希望が見える
おわりに―声を上げられない人々の声・生き方・苦しみを聞きたい
著者等紹介
林克明[ハヤシマサアキ]
ジャーナリスト。業界誌、週刊誌記者を経てフリーに。チェチェン戦争のルポ『カフカスの小さな国』で第3回小学館ノンフィクション賞優秀賞、『ジャーナリストの誕生』で第9回週刊金曜日ルポルタージュ大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ガンジス川沐浴子
4
れいわ新選組、てるちゃんの半生。 ホームレスからのシングルマザー、派遣労働。 ホームレスになった経緯が衝撃的すぎる。 派遣労働。早朝に勉強して資格を色々とるも、労働条件が良くなることもなく、ある日契約を切られる。 後半はDaiGoの差別発言について、社会的背景を考察し反論する。てるちゃん含め、誰しもホームレスに対して嫌だなみたいな気持ちは抱きがちだけれど、みんな一人ずつ名前も人生もある人間だということから人権を尊重できないものか。というようなお話。 個人の利益だけでなく社会を良くする視野をもとう。2021/11/13
マイア
0
以前選挙で知り、興味を持ったのでふと読んでみた。彼女の半生については、個人的に正直どうなのかと思う部分もあったけど、Daigo批判などの言葉には中身があって力がある。2023/12/29
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- 和書
- 殺生伝 - 疾風の少年




