内容説明
四・三事件をめぐるもう一つの「真相」がここにある!
目次
第1章 済州四・三事件の実相(一九四八年四月三日;周辺地域の「島」;日本の植民地期の済州島;解放期の済州の風景;米軍政期の済州地域の政治状況 ほか)
第2章 ある作家が経験した済州四・三(二〇一三年夏;一九四七年夏;一九四八年春;一九四八年秋と冬;燃える村 ほか)
済州四・三事件日誌
著者等紹介
玄吉彦[ヒョンギロン]
1940年韓国済州島生まれ。わずか8歳で済州四・三の残酷な現場を全身で体験した。済州大学、成均館大学(修士)、漢陽大学(博士)にて学ぶ。済州大学教授を経て、漢陽大学で定年を迎えた。1980年に「現代文学」誌を通して小説執筆を始め、「竜馬の夢」をはじめとして10余巻の中短編小説集と、「漢拏山」をはじめとする数多くの長編小説を刊行したことが認められて、現代文学賞、大韓民国文学賞、緑園文学賞、キリスト教文学賞などを受賞した
玄善允[ゲンヨシミツ]
1950年生まれ。大阪大学文学部(仏文)を卒業。大阪経済法科大学アジア研究所客員教授。関西学院大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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