内容説明
アメリカ帰りの靴職人・城常太郎は盟友・高野房太郎、沢田半之助らとともに「働く者の楽園」のために労働組合運動に情熱を燃やし尽くした。日本近代労働運動黎明期を走り抜けた城常太郎の鮮烈な生涯。
目次
ひい爺さんは「元祖」だったのよ
少年・常太郎の、数奇な運命
夢のサンフランシスコ
深まる軋轢、白人vsジャパニーズ
闇に埋もれた「まぼろしの檄文」
むしろ旗のデモ行進
加州靴工、サクセス物語
『矯風論』米国からのメッセージ
持ち帰った、パイオニアのビジョン
働く者よ、夜明けは近い
演説会のトップバッター
出るクギは襲われる
孤軍奮闘、関西に種をまく
明治三十二年はエポックイヤー
天津で春が来た
捧げつくす、命つきるまで
著者等紹介
牧民雄[マキタミオ]
1949年、大分県大分市生まれ。大分県立舞鶴高等学校卒業後上京。慶應義塾大学文学部卒。大学卒業後、多種の仕事に従事しながら、日本初期労働運動史の研究を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
-
- 電子書籍
- 女のゆがみトリ - 不調を根こそぎ解消!
-
- 電子書籍
- その男、有能につき。 フラワーコミックス