内容説明
箸とはなにか?どうしてうまく箸が使えなくなったのか?どうすれば箸をうまく持てるようになるのか?「たかが箸」とあなどらず伝統的な箸づかいを学び、日本人の「箸の作法」を後世に伝承してもらいたい。
目次
箸の文化圏
箸の個人所有・銘々箸
割り箸はなぜ必要か
すべりどめ塗り箸
先割れスプーン
箸の持ち方がおかしくないか?
箸の持ち方を指導してみると
箸の持ち方を考える
調理用の箸―菜箸はなぜ必要か
手食
箸づかいのタブー
伝統的でない持ち方の人を見たとき他人はどんな感じ?
箸の消費と未来像
著者等紹介
奥田和子[オクダカズコ]
1937年、福岡県生まれ。広島大学教育学部卒業。学術博士。専門は食生活デザイン論。甲南女子大学名誉教授、NPO法人日本災害救援ボランティアネットワーク理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かずさ
0
お作法の本かと思っていたら学術書であった。 長さの調査など興味深い。2017/12/28
akko-brown
0
箸使いについて研究した自分の卒論を思い出しました。箸の持ち方と食習慣については、私の卒論レベルとさほど変わらない内容のように思えました。私は懐かしさで読みましたが「作法」という題名ほど作法を学ぶのには役立ちません。この薄さの本にしては内容を盛り込みすぎて、データに対する考察があまりされていないように感じました。自分の卒論を読み返したくなりましたが、万年筆で手書きした時代の卒論なので…この家にあるのは確かなんだけど探せません。自分の卒論の読み返したら感想も変わるかも…。2013/12/20
ミス レイン
0
表題が「作法」となっているけれど研究書。大学の講義での発表用レジュメのような内容だった。なのでデータを集めて事実を浮き彫りにしてはいるものの、対処法は個人の考えであり、推奨商品の説明等もない。より深く箸というもの箸の現実についての興味があるというのなら興味深い本だと思う。ただ考察項目が多くて散漫かつ浅い感じなのと、フィールドワークがなされているもののデータが古いのが気になった。あと前半、誤字脱字が多すぎでは?2013/11/03
-
- 洋書
- Sailor Story