内容説明
ずっと長く治らないで治療が暗礁に乗り上げていた場合、漢方薬の治療の順序としては…納得の漢方薬処方が見つかるまで、患者さんとの格闘がつづく。その過程を軽快に描いて、たのしく読める、「劇的漢方」シリーズ第7弾。
目次
1 タイトルが決まるまで(高津先生が死んじゃった;「変人」といわれようとも ほか)
2 勝手に気ままに!漢方薬(わが夫婦のバラバラ話―即効性の典型その1;わが愛する呉茱萸湯―即効性の典型その2 ほか)
3 猪突猛進型と四逆散(脳波の異常とアトピー性皮膚炎と;見た目は頑丈そうな若者なのに ほか)
4 疲れ切ってもその自覚がない女性たち(倒れてもまた踏ん張って;うれしい再会、「三津子に劇的!」 ほか)
5 〓(きゅう)帰調血飲の効く人たち(すぐに「カリカリ」くるのは性格のせい?;婦人科、耳鼻科、心療内科…あちこちまわって ほか)
著者等紹介
益田総子[マスダフサコ]
1941年生まれ(千葉県)。1967年東京大学医学部卒業。1972年~1987年医療生協戸塚病院小児科勤務。1982年頃、漢方薬に出会う。1987年横浜市金沢区に「横浜なんぶ診療所」開設。1994年横浜市磯子区に「ますだクリニック」開設。2000年~2004年筑波大学医学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。