二つの祖国の狭間に生きる―長谷川テルの遺児暁子の半生

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  • サイズ B6判/ページ数 331p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784886837103
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

内容説明

エスペランチスト長谷川テルは、戦中、中国各地を転々としながら、日本軍兵士に対して反戦平和を放送した。中国人の夫・劉仁との間に生まれたのが、本書の著者長谷川暁子(中国名「劉暁嵐」)。著者は、中国共産党により「烈士遺児」として育てられるが、過酷な動乱の時代―「文化大革命」など歴史の荒波を生きぬく。文革の最中には「問題分子」として砂漠地帯へ島流しにも遭う。帰国し日本国籍を回復した著者が秘められた半生を記した。

目次

第1章 遙かな記憶
第2章 光と影の交錯
第3章 平穏な高校時代
第4章 嵐の歳月
第5章 自由への歩み
第6章 第二の人生
終章 二つの祖国の狭間で

著者等紹介

長谷川暁子[ハセガワアキコ]
1946年4月14日中国・瀋陽に生まれる。哈尓浜市霄虹小学校、同市第十一中学校、同市第三十二高校を卒業後、1964年、唐山鉄道学院電力工学部入学。1970年、寧夏回族自治区中衛鉄路職工子弟学校(中学・高校)で数学教師として勤務。1980年より、北京鉄道部二七機車工廠の職工大学で勤務。1985年10月~1987年3月、東京電気通信大学、奈良女子大学へ留学。1990年5月~1991年3月、福島大学へ留学。1992年の春、日本国籍取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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