内容説明
生涯を、革命家、オルガナイザーとして生きた著者による、闘いの「最前線」の記録と「対抗戦略」私論。
目次
第1章 私のオルグ人生から(生涯一オルグ―オルグとはなにか“二〇〇九年自筆メモ”;労働者解放をもとめて四〇年―春はまだかと問う人に冬はしばしと答うべし ほか)
第2章 たたかいの最前線を記録する(いま、ここに日本労働運動の最前線がある―職場から地域に砦を築く全金港合同支部の闘い;国鉄労働者の闘う力は健在だ―国労ストの現場 ほか)
第3章 日本労働運動の“宝”を掘り返そう(日本労働運動の“宝”を掘り返そう―平和四原則・三池学習闘争・国労左派競争;「社会主義と労働運動」の精神 ほか)
第4章 新しい飛躍をめざしてよびかける(朝鮮の兄弟に―月二回刊にあたって(一九七七年一一月)
同志たちへの手紙―自信をもって歴史の大道へ(一九八三年九月) ほか)
第5章 対抗戦略なくして未来なし(よみがえるロマン、労働者協同組合―その歴史と問題点;対抗・対案戦略の確立をめざして ほか)
著者等紹介
樋口篤三[ヒグチトクゾウ]
1928年、静岡県沼津市で生まれ育つ。44年、海軍甲種飛行機予科練習生(土浦‐厚木)。戦後、横浜高商卒。47年民主革命に参加。48年3月産別・東芝堀川町労組書記局。以後、京浜労働運動、川崎生協、日本共産党専従などの中で、党から二回除名、資本から四回首切り。1975~86年『季刊労働運動』代表、『労働情報』編集人・全国運営委員長。協同社会研究会共同代表、東久留米市民自治研究センター理事長、キューバ円卓会議共同代表、日本労働ペンクラブ会員、「これからの社会を考える懇談会(コレコン)」、「警察・検察の不法・横暴を許さない連帯運動(連帯運動)」などで活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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