内容説明
「党史観」、「イデオロギー史観」、狭い「運動史観」では、絶対に見えてこない歴史が、ここにはある。24人の人間ドラマが語りかける夢と闘いと―。
目次
第1章 革命家・労働運動家列伝(人物に光をあてて歴史を見る―列伝の意味;「天下の眼」「天下の耳」―高野実の思想;社会主義革命・構造改革論の創始者―春日庄次郎 ほか)
第2章 革命家・労働運動家追悼(戸村一作―反権力の鉄の意志と情熱‐その志;荒畑寒村―革命と解放の志は永遠に若者を魅了する;渡部義通―天衣無縫、自由闊達の人 ほか)
第3章 樋口篤三 評伝と解説(証言―樋口篤三を体験して;けつまづいてもころんでも―樋口篤三さんのあゆみ)
著者等紹介
樋口篤三[ヒグチトクゾウ]
1928年、静岡県沼津市で生まれ育つ。44年、海軍甲種飛行機予科練習生(土浦‐厚木)。戦後、横浜高商卒。47年民主革命に参加。48年3月産別・東芝堀川町労組書記局。以後、京浜労働運動、川崎生協、日本共産党専従などの中で、党から二回除名、資本から四回首切り。1975~86年『季刊労働運動』代表、『労働情報』編集人・全国運営委員長。協同社会研究会共同代表、東久留米市民自治研究センター理事長、キューバ円卓会議共同代表、日本労働ペンクラブ会員、「これからの社会を考える懇談会(コレコン)」、「警察・検察の不法・横暴を許さない連帯運動(連帯運動)」などで活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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