内容説明
日米密約“核の傘”から離脱し、核廃絶に向けて一歩踏み出す好機がきた。日本は“唯一の被爆国”ではない。ヒバクシャは地球の規模で生まれている。
目次
1 原水禁運動を追い続けて(記者が見た平和運動の軌跡;広島・長崎を取材して三三年 ほか)
2 第五福竜丸保存のために(ビキニ被災の実態調査をおそれた米国;ますます高まる価値第五福竜丸―被ばくの証人として ほか)
3 “沖縄”について考える(もっと沖縄を知ろう;沖縄の阿波根昌鴻さんにノーベル平和賞を ほか)
4 護憲運動の現状と課題(憲法改悪を阻止しよう―九条を守る運動の現状;改憲は世界的遺産を破壊するに等しい蛮行 ほか)
5 反核・反戦・平和に生きた人びと(「声なき声」のリーダーとして―小林トミ(画家)
思想と実践の統一に徹した哲学者―古在由重(哲学者) ほか)
著者等紹介
岩垂弘[イワダレヒロシ]
ジャーナリスト。1935年長野県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1958年、朝日新聞社に入社し、社会部員、浦和支局次長、社会部次長、編集委員などを経て、1995年退職。現在、平和・協同ジャーナリスト基金代表運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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