内容説明
政権交代がひらいた新時代に、友愛社会実現のために提言する。
目次
第1部 友愛の社会を求めて(鳩山政権「友愛社会」への期待;今の社会のありよう;友愛を失っていく社会;愛の社会とは―愛の社会の九原則;資本主義の問題点;愛の社会を実現するための戦略;愛の社会をめぐる問題)
第2部 資料編―妻のこと、兄たちのこと、そして運動のこと(今も信じられない妻の死;或る入生;わが兄たちの思い出;全日自労時代;全日自労三重県本部五〇年の歴史をふりかえって―いくつかの感慨;資料 町と市民のためになる仕事―貧乏人の神さまと民主的改革;資料 理想社会と友愛社会―ユートピアを現実のものに)
著者等紹介
中西五洲[ナカニシゴシュウ]
1922年三重県多気町に生まれる。1941年法政大学入学、中退。1943年治安維持法で逮捕、懲役3年の実刑。1945年10月マッカーサー指令で釈放。1950年松坂の失業対策事業に就労。自由労組をつくる。1953年全日本自由労組(全日自労)を結成、初代委員長。断続的に3期18年間委員長をつとめる。1972年三重県民生活協同組合を設立。以後18年間理事長をつとめる。1979年中高年雇用福祉事業団全国連合会を創立。初代理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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