教育学としての教育行政=制度研究

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784886836557
  • NDC分類 373.2
  • Cコード C3037

内容説明

戦後教育を支えてきた2大言説「戦後教育学」と「国民の教育権論」の批判的受容と新たなる展開の試み。

目次

第1部 戦後教育学批判の批判的考察(戦後教育学批判の擡頭;教育的価値と教育学の自律性)
第2部 「国民の教育権」擁護論の批判的考察(「国民の教育権」擁護論の批判的考察;学校選択批判と反論)

著者等紹介

黒崎勲[クロサキイサオ]
1944年東京に生まれる。1967年東京大学教育学部卒業、東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、東京大学教育学部助手、東京都立大学人文学部助教授、同教授を経て、日本大学文理学部教授。教育学博士。専攻は教育行政学。2008年9月永眠。1991年から2004年まで『教育学年報』(世織書房)編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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katoyann

13
教育行政学者として名を馳せた黒崎勲の遺稿集になった。各学者の批判に応答する論文が多いのは、道半ばにして病に倒れたという事情なのだろうか。  それはともかく、教育の自由を考えるポイントを整理するのに役だった。 仮に教師に教育の自由裁量権を全面的に委ねるとした場合、「非科学的な教育実践」の自由を認めるのかという疑問。それから親の教員に対する教育要求権を無視しても良いのかという疑問。ニッチな議論であるのでおすすめとはいえないが、教育の権限に関する議論に興味ある方は読んでみると良いかも。2021/02/14

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