内容説明
チェ・ゲバラの娘で小児科医のアレイダ・ゲバラさんは二〇〇八年五月一四日から二八日まで「アレイダ・ゲバラさん招聘実行委員会」の招きで来日。本書の第一部では、滞日二週間のあいだに行われたアレイダさんの講演記録と講演参加者との質疑、および講演の際に行われた何人かの方とのトークを収録。第二部は、アレイダさんの通訳をつとめ訳文を作成した星野弥生による、招聘に至る経緯、滞日中の日誌と解説などから成る。
目次
第1部 父ゲバラとともに、勝利の日まで―アレイダ・ゲバラ講演と対話(「ティオ、パパと何を話したの?」―父チェ・ゲバラの残したことば;私たちには、歌い、踊り、笑い、愛する時間がある―対談 アレイダ・ゲバラ×辻信一;尊厳のある平和のために―キューバはどのようにして生きてきたか;子どもたちは愛されていることを知っている―アレイダ・ゲバラ×阿部知子/ほか;キューバの医療制度と国際連帯;キューバの生きる道は自分で決める;「ぼくの敵にも白い薔薇をあげよう」;世界の苦痛に敏感であってほしい―チェ・ゲバラは若者に語りかけた;アレイダ、社会主義を語る;日本のみなさん、ありがとう)
第2部 アレイダ・ゲバラさんの二週間
著者等紹介
星野弥生[ホシノヤヨイ]
1948年東京生まれ。東京外国語大学スペイン語科卒業。スペイン語の翻訳・通訳業に従事。キューバ友好円卓会議のメンバーとして市民レベルでのキューバとの交流・連帯活動に参加。ピースボートのコーディネーター、水先案内人、通訳として数回キューバを訪問。地域での数多くのボランティア活動に参加している。ベンポスタ子ども共和国駐日大使(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- くりの木のこと