感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
玻璃
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漫画も巻末の解説も平易な表現で読みやすいのだが、登場人物でひとり非常に気になるキャラクターが。法律の専門家「九条憲護(くじょうけんご)」氏はなぜあんなにヒステリックに叫ぶのだろう。このキャラクターに関しては(著者の意図はなんとなく理解できるものの)意地悪な見方をする人に揶揄されるだろうな。平和を求めるのにいちいちヒステリー起こして息切れして脱力してしまうのってダメじゃない?肝心の内容について、私自身は懐疑的な立場を取る。2016/09/25
キヨスケ
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「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!(by冨岡義勇さん)」 読んだのは2007年ですが、2021年現在で感想を書くとなると近年話題の某漫画のこのセリフが思い出されます。占領した側が占領された側を丁重に扱ってくれる保証なんてないよねぇ。 そもそも自国(旧日本軍)や同盟国(アメリカ)の軍隊を信用できないと描いてるのに、どうして自国に攻め込んで来た敵国軍隊を信用できるんですかね? 日本にとって仮想敵国はC国ですが、最近の振舞いを見てたら全く信用できないでしょうに。 まぁ何というか…おかしな内容の本ですよ、これ。2007/09/03