内容説明
震災の地で、生命を燃やし尽くした一人の看護師の、生と死が伝えるもの。
目次
第１部 阪神淡路大震災と看護婦・イネさん（震災直後のイネさんの願い―ＮＨＫラジオ深夜便「シリーズ・私と人権」より；復興住宅で暮らす人々の思いは）
第２部 イネさんの物語（秋田―中学校時代まで；神戸で看護婦になる ほか）
第３部 イネさんのガンとの闘い（ガンの宣告と家族の葛藤；手術にいたる苦悩 ほか）
第４部 震災から一〇年―長田はどう変わったか（神戸の下町長田の特徴；新長田駅周辺の街づくり ほか）
著者等紹介
久保護［クボマモル］
１９４０年、兵庫県たつの市に生まれる。１９５８年、姫路工業大学付属高等学校卒。ゴムベルトメーカー勤務３年、団体役員１０年、臨床検査所営業職約１０年、民間医療機関事務幹部約１０年勤務後、１９９３年、会社設立。薬局、保育所、訪問介護を運営（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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