内容説明
かつて名著『The One Best System』を著してアメリカ教育史の叙述を一新した著者が、広く深い歴史的分析の視野から、多元的価値の尊重と民主主義的共通性の探求の間にある葛藤を跡づけた。教育改革の動向に新たな展望を示す最新作。
目次
第1部 統一性(市民のための学校:共和制の維持;愛国主義的な文献:歴史教科書)
第2部 外様性(同一なのか異なっているのか:学校政策と社会的多義性;完全に間違った訓練:生徒と学校の不一致)
第3部 民主主義(教育における民主主義:誰がそれを必要とするのか?;選択についての諸選択:単純な解決などはない)
著者等紹介
黒崎勲[クロサキイサオ]
1944年東京生まれ。1967年東京大学教育学部卒業。1974年東京大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。1978年教育学博士(東京大学)。日本大学文理学部教授
清田夏代[セイダナツヨ]
1968年新潟県生まれ。1992年国際基督教大学教養学部卒業。2003年東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。2005年博士(教育学)(東京都立大学)。首都大学東京他非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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