台湾処分一九四五年

台湾処分一九四五年

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  • サイズ B6判/ページ数 360p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784886834706
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0022

内容説明

1944年秋‐1946年春、台湾。ここで何が起こったのか。当時中学生であった著者が、自分自身の体験を下敷きに、埋もれていた資料と証言を収録して紡いだ長編セミ・ノンフィクション。

目次

第1章 「捷号作戦」発動
第2章 決戦の年
第3章 「天一号作戦」発動
第4章 孤立防衛・敗戦
第5章 承詔必謹
第6章 光復・還我河山
第7章 新台湾建設
第8章 日僑還送

著者等紹介

鈴木茂夫[スズキシゲオ]
1931年生まれ。本籍・愛知県。船会社に勤務していた父に伴われ、日本と台湾で幼少年時代を過ごす。基隆・双葉小、大阪・五条小、台北・錦小、高雄・堀江小、高雄中学、台北四中に在学。1954年早稲田大学第一文学部ロシア文学科卒。1954年TBS(東京放送)入社。テレビニュース・チーフディレクターなど。1995年仏教大学文学部仏教学科卒
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

May

3
著者の体験をベースに、44秋から翌春までの台湾を小説風に紹介した作品で、歴史もののテレビ番組で、内容を伝えるために使われる小芝居を文字化したと思えばいいでしょう。よって、小説として読むことはおすすめしません。国民党による台湾進駐など、終戦前後の台湾の状況を、ごく簡単ではありますが知ることができるのはよいと思います。また、日清戦争後の日本支配に対する抵抗(台湾民主国。清の政治家が裏にいたようですが。)について、その存在を初めて知ることができたことも有意義でした。2017/09/24

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