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いのちに寄り添う
医療の安全と人権

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  • サイズ A5判/ページ数 126p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784886834669
  • NDC分類 492.9
  • Cコード C0036

内容説明

民医連(全日本民主医療機関連合会の略称)で働く看護婦たちは、二年に一度、全国から集まって、日ごろの看護実践をまとめ交流する集会を開いている。第五回看護活動研究交流集会は二〇〇〇年九月、「二十一世紀に豊かに発展させよう、人権を守る民医連看護―安心して住みつづけられるまちづくりの輪のなかで―」をテーマに、大阪で行なわれた。本書は、その集会で報告された実践のいくつかに、介護保険が始まって地域でどんなことが起きているのかなどを加え、医療にかかわる方々や一般の方々にも広く読んでいただきたいとまとめたものである。本書では、耳原総合病院院内感染防止の取り組みをはじめ、起こしてしまった医療事故を正面から受け止め、振り返る看護現場の報告を載せている。

目次

第1章 安全な医療をめざして(高齢者の転倒・転落防止の取り組み;院内感染対策はどうあったらよいか;手術室における安全確保―「周手術期チェックリスト」「ガーゼカウント」「器械カウント」を試みて ほか)
第2章 「患者さんとともに」を追求して(患者参加のウィークリー・カンファレンス;カルテ開示は「患者さんが主人公」の医療の第一歩;患者さんの療養目標の具体的援助に取り組んで)
第3章 抑制からの解放(抑制外しへの挑戦;病棟で「抑制廃止宣言」を掲げて;座談会・「抑制からの解放をめぐって」)