内容説明
危機にさらされる生物資源。アマゾン氾濫原における多様な生態系の変遷と現状をあかしつつ、貴重な資源の再発見と将来への構想を呈示する。100枚余の写真を収録したCD版付。
目次
第1章 危険にさらされる貴重な資源
第2章 初期の幸運さがしと、先住民が失ったもの
第3章 現代版「ブームとバースト」
第4章 豊かな野生動物とその荒廃
第5章 生態系の指標としての魚類
第6章 豊かであるが、危険にさらされている漁業
第7章 多彩な有用植物
第8章 氾濫原の農業
第9章 貴重な資源の再発見に向けて
著者等紹介
グールディング,マイケル[グールディング,マイケル][Goulding,Michael]
ニューヨーク市に本拠を置く自然保護研究NGOである熱帯多雨林連合(Rainforest Alliance)の特別研究員で、その「アマゾン川研究プロジェクト」の主任。かつて、アマゾニアにある2つの主要研究機関、国立アマゾニア研究所(INPA)とゲルジ博物館で研究。アマゾンの自然に関する広範な映像資料を収集
スミス.,ナイジェル・J.H.[スミス.,ナイジェルJ.H.][Smith,Nigel J.H.]
フロリダ大学ゲーンズビル校教授。かつて、国立アマゾニア研究所(INPA)、ワールドウォッチ研究所、世界銀行などの研究員を歴任
メイハール,ダニエル・J.[メイハール,ダニエルJ.][Mahar,Dennis J.]
世界銀行ブラジル出先機関の現地代表者。かつて、世界銀行ラテンアメリカ・カリブ地域環境部門の主任
山本正三[ヤマモトショウゾウ]
筑波大学名誉教授。城西国際大学教授。前独協大学経済学部教授。前日本地理学会会長。専門は人文地理学(農業地理)
松本栄次[マツモトエイジ]
筑波大学教授(環境科学研究科自然環境領域担当)。専門は自然地理学(地形学)およびラテンアメリカ地域研究
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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