出版社内容情報
高齢化社会は社会保障のあり方にどのような変化を迫っているのか。
年金民営化は低所得者にとって有利か不利か。老後保障のあり方のみならず、
労使関係・企業形態の問題にもつながる、現代先進工業国共通の大きなテーマだ。
本書では、両陣営の指南役たちによる議論が展開されている。
訳者まえがき
序文 ベンジャミン・M・フリードマン
第一章 社会保障[年金保障]改革:二層的制度は単層的制度よりもよいか ジョン・B・シァバーン/第二章 社会保障:調整をすべきであり、下取りにしてはいけない ヘンリー・J・アーロン/第三章 コメント 1 ロバート・J・バーロ コメント 2 デービット・M・カットラー コメント 3 アリシア・H・ムンネル コメント 4 ジェームズ・トービン/第四章 コメントへの回答 回答 1 ジョン・B・シァバーン 回答 2 ヘンリー・J・アーロン/第五章 再答弁 ジョン・B・シァバーン/解説 日米の公的年金制度改革の方向 「公的年金制度」民営化論 坂根利幸
内容説明
高齢化社会は社会保障のあり方にどのような変化を迫っているか。年金民営化はどこまで進むか。その影響は国民生活に何をもたらすか?アメリカでの最新でホットな論争。
目次
第1章 社会保障「年金保障」改革:二層的制度は単層的制度よりもよいか
第2章 社会保障:調整をすべきであり、下取りにだしてはいけない
第3章 コメント
第4章 コメントへの回答
第5章 再答弁
解説 日米の公的年金制度改革の方向「公的年金制度」民営化論
著者等紹介
アーロン,ヘンリー[Aaron,Henry J.]
ブルッキングス研究上級研究員
シァバーン,ジョン・B.[Shoven,John B.]
スタンフォード大学教授(経済学・人文科学)
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