「環境と開発」の教育学

「環境と開発」の教育学

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  • サイズ A5判/ページ数 350p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784886833914
  • NDC分類 519
  • Cコード C0037

出版社内容情報

 環境と開発―。人間が生み出した現実に、教育学はどう応えるか。学校から地域、地球社会へと環境教育の視野を広げ、研究者、ジャーナリスト、市民ら16名の共同によって成った野心作。
[特別寄稿]キース・ウィーラー氏(イギリス環境教育協議会会長)


Ⅰ 環境教育学の生成
 ポスト・チェルノブイリ段階の環境教育(藤岡貞彦)
 イギリス環境教育私史(キース・ウィーラー)
 社会教育学から環境教育学への軌跡
  -沼津からそして沼津への三〇年(福島達夫)

Ⅱ 学校と環境教育
 持続可能性のための教育論(原子栄一郎)
 鶴見川探検-人や生き物から学ぶ地域の環境(下鳥 孝)
 学校における住環境教育
  -高等学校での総合的な学習を通して(妹尾理子)
 戦後日本社会の近代化過程における環境教育の位(高橋正弘)
「正気」の人間形成をめざして
  -フロム・環境教育・地域(宮川祐二)

Ⅲ 地域社会と環境教育
 まちづくりと環境学習(朝岡幸彦)
  ブナを植える-その住民運動戦略と環境教育(古川修司)
 暮らしの場としての都市づくり
  -国立市のまちづくり運動の実践から(上原公子)
 生涯学習としての環境教育(大島英樹)

Ⅳ 地球社会と環境教育
 環境政策と環境正義(戸田 清)
 ソ連における「自然改造」イデオロギーの成立過程(片山博文)
 中国における環境教育の成立(曽 貧)

Ⅴ 環境教育研究の課題
 

目次

1 環境教育学の生成
2 学校と環境教育
3 地域社会と環境教育
4 地球社会と環境教育
5 環境教育研究の課題