目次
第1部 人間らしい死への探究(専門家にまかせられることなのか;対極にある生命誕生について―ここまできた人工受精;死がだんだん見えなくなってきた;論議の前提として;注目されつつある安楽死、尊厳死)
第2部 現状認識から未来へ(脳死・臓器移植は議論百出;脳死と臓器移植・世界の現状;臓器の保存限界時間延長の試み;脳死者の「治療」費;拒絶反応と免疫抑制剤の進歩;レシピエントの優先順を決める基準;公平な臓器分配システムとは;移植をスムーズにするために必要とされるコーディネーターについて;臓器売買問題;世論調査に見る国民の意識と国民合意について)
第3部 根源にさかのぼって(日本の医療は結局何が問題;患者の権利運動について;ぼつぼつ方向性について;一度始めればエスカレートの道;10年や20年では実用化しそうにない人工臓器;脳死臨調で大丈夫?;大学や病院の倫理委員会について;日本の医療機関の閉鎖性の根源について;脳死判定や臓器移植にまつわる人間の根源的恐怖)
第4部 感性から出発して理性へ(個人レベルで考える時;国レベルで考えると;地球レベルで考えると;行くも行かぬも覚悟の道;ぼつぼつ終わりに近づいて;平均寿命と人生のスタンス)
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